主婦のツッピー(@tuppyhoroko)ですが、子どもたちを預けて一人でLive2Dのイベントalive2019に参加してきました。
一人で東京への旅は約10年ぶり。出発前からドキドキしました。
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alive2019とは
イラストを動かしてアニメーションを作れるソフト「Live2D」の年に一度のイベントです。
多くの企業の展示やワークショップ、セッション、ジョブフェアなどが行われており、2Dを利用した最新のアプリやARの情報を得ることができます。
場所
東京の神田駅 ベルサール神田
東京駅の丸の内側からタクシーで7分ほどの場所にあり、関西からも新幹線でスムーズに到着することができました。
わたしは12時前に到着しました。
その時にはまだ混んではいませんでしたが、その後どんどん人が増えていきました。
Live2D Creative awards2019の授賞式をみることができる
Live2Dユーザーが楽しみにしている「Live2D Creative awards」
毎年レベルがどんどん上がっていっているそうです。
2019年の受賞作品は受賞作品は4作品中3作品がアバター作品でした。
ゲーム業界やVtuberなど、多くの需要があるのだと思います。
制作者に求められているものはオリジナリティや発想力
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グランプリの作品は納内れおさん(@nanaireo)の作品で、FaceRigで落語モデルという一人で三役動かせるという、すごい発想のアバター作品でした。
この動画、ビックリですよね!
Facerigを使ったことがある人なら、ほんとにビックリすると思います。
納内れおちゃんは技術系バーチャルユーチューバーとして、Live2D講座もされており、かなり詳しい動画講座も出されています!
落語モデルもどのように動いているのか詳しく知りたいです。
発想力やオリジナリティが評価されており、Live2Dを使っていかに新しい発想を形にできるかが受賞のポイントだったのではないかと思います。
またクリエイティブ賞の白い白米さん(@shiroihakumai)の作品は、アバターのスカートの長さが変わったり、髪の長さや色が変わったり、そんなアバターは今までみたことがなかったので、斬新でした。
髪型や髪の色、胸のサイズなどいろいろ変えられることで、自分だけのVtuberができるというのは魅力的です。
利用者目線で制作するというのもポイントなのかもしれません。
Live2Dを使って今までにない作品を生み出せるかどうかが、個人に求められているのでしょうね。
Live2Dのショートアニメ作品の制作秘話が聴ける
最新作の「ヒーローベータ」の監督のセッションがきけた
いやークオリティ高すぎますよ。
実際は映画専用のLive2Dのソフトを使っているようで、配布されているLive2D proとは仕様がすこし違うようです。
Unityを使っているシーンや、アフターエフェクトで効果をつけているシーンがあるそうで、様々な加工がされているが分かりました。
小物は3Dで作られているものもあるようです。
光の当たるシーンは光が当たっているモデルと影のモデルと二つ作って組み合わして、アニメーションにするそうです。
1シーン1シーン丁寧に作りこまれているのが分かりました。
またイラストレーターさんの南野あきさんの絵のタッチを研究して、その良さを生かして制作されているということです。
やはりLive2Dはイラストのあったかさがでるのがいいですよね。
またLive2Dは今までは「ぬるぬる動く」と言われていましたが、この作品はまるで手描きアニメのような動きではないですか。
Cubism4.0のコマうちの新機能によって、手描きアニメーションのようなキレのある動きも作れるようになったようです。
キャラ設定も細かく作りこまれており、世界観つくりはやはり大切なのだなと理解しました。
(株)Live2DのLive2D Creative Studioが制作するショートアニメ3作目 キャラクターデザイン:南…
ARやアプリ×Live2Dのおもしろさを体験できる
いろいろな企業の展示をみることができました。
ゲーム会社や液晶ペンタブのワコム、専門学校などいろいろな法人が展示しておりました。
バーチャルイケメンと添い寝体験してきた
あるゲーム会社のイベントで「バーチャルイケメンと添い寝ができる」というコーナーがあり、体験してきました。
黒い布で覆われた箱にあたまを入れて、枕に顔をつけるのですが・・・
はじまるとイケメンが話しはじめ・・・
「こんなさむい雨の中では、一晩中おまえを抱いていたい・・・」みたいなセリフで
ラストは画面から飛び出るくらいにイケメンが近づいてくるのですが・・・
おおおおおおお
すごい
久しぶりにイケメンと関わってしまった。
バーチャルアイドルさきちゃんに手を振り返してもらった
バイバイと手を振ると アイドルのサキちゃんが手を振り返してくれます。
画面をタッチすると真っ赤な顔で怒るという仕様
Live2D社の展示ブースでは、体験型コンテンツ、アイドルのさきちゃんがお待ちしております!#Live2D_alive2019 pic.twitter.com/VYc3n1vras
— Live2D (@Live2D) November 25, 2019
ユーザーのバイバイをどうやってキャッチしているのかわかりませんでしたが、コミュニケーションをとれるバーチャルアイドルは可愛いかったです。
ARで遊べる
QRコードにスマホをかざすとモデルが映し出され、触ると動きます。
見本では、クラゲやアイドルのさきちゃんのQRコードが展示されていました。
LIVE2D SDKを使えば、自分で制作したアニメーションでARもつくれるそうで、夢が広がりますね!
めちゃくちゃ役立つ内容「Live2Dユーザーによるセッション」
お役立ち小技 山田ゆこ先生
aliveのショートセッションのアーカイブあげました
見やすくへんしゅーしました #Live2D_alive2019
「Live2Dお役立ち小技詰め込み」alive2019ショートセッション https://t.co/i2lDn0zS99 @YouTubeさんから— 山田ゆこ*12/8Live2Dの日alive報告会 (@halchoka) November 26, 2019
山田ゆこ先生(@halchoka)のセッションは、かなり時短に役立ちそうですね!
パラメーターだけ残して、モデルを作成するワザ。これはすごいと思いました!
神吉李花先生のセッションへ
昨日のalive2019で行ったユーザーセッションの資料を公開しました。授業内容の立て方等は参考にしていただいて全然かまいません。教育機関の方や講師の方などの一助になればと思います。https://t.co/NaJ3T6T0T7
#Live2D_alive2019 pic.twitter.com/Fgjkc1p99h
— 神吉李花/ぺ子☪️🐧4日目A-68b (@rikak) November 26, 2019
神吉李花先生(@rikak)のファンであるツッピーホロ子。
神吉先生のセッションは絶対参加しようと決めておりました。
神吉李花先生は、とにかく話がわかりやすい。
教え方もかなりうまいです。
現在は大学や専門学校でLive2Dの講師もされているそうです。
勇気を出して先生に話しかけましたが、めっちゃめちゃ優しくて話しやすい人でした。
憧れの先生に会えるっていうのは、ほんとに感動です!
パーティクル表現にうっとり
「パーティクルってなに?」という状態だったのツッピー。
しかしプロジェクターに映された動画をみて、うっとり。
リンミョンスーさん(@MyungsooLim)のセッションではパーティクル表現の作り方を解説してくれていました。
昨日のセッションでパーティクル表現方法、すごい感動した。
美しい。
研究研究#alive2019 #リンミョンスー さん pic.twitter.com/KjXjOeCyCX
— ツッピー❤️live2d でvtuber製作中 (@tuppyhoroko) November 26, 2019
「パーティクル表現ってうつくしい・・」
雪や葉っぱのパーティクル表現をマスターすれば、アナ雪2風の動画を作ることができるのではないでしょうか。
これは早速使ってみたいワザです。
Live2D alive 2019のユーザーセッションでご紹介致しました「Live2Dでのパーティクル表現方法」です。^^#Live2D pic.twitter.com/C6IoxUIQgp
— Lim🐬韜光養晦🌏 (@MyungsooLim) November 29, 2019
モデリングの時短方法も学べた くちのモデリングに「クリッピング」という技
ゲームを制作している現場では多くのモデルを期間内にキャラクター制作しなければならず、
顔、からだ、服をそれぞれ担当を分けて作成し、体の違いなどは服で対応したそうです。
marunaruさん(@marunaru82)のセッションではとくに口のモデリングに注目が集まっておりました。
alive2019ユーザーセッションで紹介した、
【肌の塗り足しをなくした口の作り方】です🌟口中素材を複製し、クリッピング用の口中を用意。
クリッピング用の口中と口上下の線をそれぞれグルーで接着する方法です!輪郭にグラデーションが入っている絵柄でも問題ありません🙆#Live2D_alive2019 pic.twitter.com/J8gXP4o2Ie
— marunaru (@marunaru82) November 26, 2019
いままで口のモデリングではクリッピングで制作している教科書などなかったので、
多くの人が驚いたようです!
これはほんとに便利そうです!
モーション制作のコツがよくわかった
alive2019のユーザーセッション「モーション制作のすゝめ」資料公開しました!
話すネタを簡単にまとめた原稿も添えてますので併せてご覧ください。環境によってはスライドの動画がきれいに再生されないかもなので動画データも含めてます〜
#Live2D_alive2019 https://t.co/vf1SdoqncF pic.twitter.com/jFFkb5hUBH— カワナミ (@kw_nmnm) November 26, 2019
人間のうごきをもっと勉強すれば、リアリティのある動画がつくれそうですね。
カワナミさん(@kw_nmnm)のセッションを受けて、わたしは人の動きをよく観察するようになりました。
アクションゲームも作れるらしい
#live2d_alive2019 のユーザーセッション「Live2D + Unity による格闘ゲームの実装例とSDKのススメ」資料を公開しました。大幅加筆修正済み。15分で入りきらなかった熱い想いと解説を追加。 https://t.co/FYoltIYSpS
— 栗坂こなべ@C97落選 (@kurisaka_konabe) November 29, 2019
ゲームに関しては全く知識も興味もなかった私ですが、栗坂こなべさん(@kurisaka_konabe)のセッションを聞いて「ゲームもおもしろそう」と思いました。
今回ツッピーが受けたセッションをまとめましたが、もっとたくさんのセッションがあり、
自分の興味やレベルにあったものを学ぶことができる内容でした。
・にじさんじの表情を豊かにする方法
・男性成人キャラの魅力的な見せ方
・2DRでスマホでVtuberを動かす方法 など
Live2Dのお仕事はみつかるのか?
企業説明会やジョブフェアが開催される
現在Live2Dの講師、デザイナーさんは不足しているようで、きちんとスキルを身に着ければ仕事に出会えるようです。
様々な専門学校では講師が足りてないそうです。
また過去の受賞者の方はLive2D社のデザイナーさんになっていたり、いろんな活躍する場所があるのだなぁと思いました。
ジョブフェアコーナーにいく勇気がなかったのですが、来年はのぞいてみようと思います。
懇親会にも参加
一人参加なのでソワソワしましたが、皆さん話しやすくて気さくな方ばかりでした。
オンラインでつながっていた方とリアルに会え、
オンラインとオフラインがつながって世界が広がったように感じました。
クリエーターの方や講師、ゲーム開発会社、プログラマー、経営者の方、学生さん、いろんな方が参加しておりました。
せっかく参加するなら、懇親会には出席したほうがよいです。
感想
わたしにとって「alive2019」は、学びがあったことで夢広がるイベントでした。
心揺さぶられる作品の数々に触れて、刺激のある一日になりました。
自分でもAR作品をつくったり、Unityを使ってアニメやアプリを作ってみたい。
やりたいことがどんどん広がっていきました。
5Gの時代がくるともっと動画が楽しめるようになる。
個人でアニメーションを作ったり、企業の集客につかうこともできる。
Live2Dは今後どんどん広がってゆくでしょう。
今のところ、かわいい女の子やイケメンを動かしてゲームに組み込まれたり、アバターの利用が多いようですが
他にもいろんな用途に使えそうですね。
個人的には絵本のようなアナログ感のあるものを動かして、子ども用のコンテンツをつくったりしても楽しそうだなぁと思います。
さて、ツッピーは夜中23時半ころにマンションに帰ると
子どもと旦那がスヤスヤと眠っており、「子どもの朝の寝顔と夜の寝顔しか見られないってサラリーマンのよう・・・」と浸っていましたが
ふとお風呂に入ると、おっぱいが石のようににガチガチに…ひええええ。(授乳中であったが、あまくみていた)
必死に搾乳して、ことなきを得ましたが、授乳中の母が朝から晩まで子どもをおいて遠出するのは、なかなか大変ですね。
2020年はVtuber作り、アニメーション作りやアプリ制作に挑戦したいです。
余裕があれば、自分が作ったキャラで子どもとアプリゲームを作ってみたい!