保育園の送迎時に、一歳むすめと散歩していると、知らないおばちゃんに声をかけられました。
おばちゃんは「子育てのセミナーがあるんですけど興味ありませんか」と言ってきました。
適当に流しておけばよかったものの、じっくり話を聞いてしまった。
聞けば
子供が悪いことをしたり、病気になるのは、母親が旦那さんを大切にしていないから…らしい
「旦那さんを大切にしたら、子供もいい子に育つし、病気もなおる」
という理論らしい。
ナゾすぎる。
子育て中は何を信じていいかわからないもんね。
どうしてもツライ時期は、宗教にはしる気持ちもわかるような気がする。
いい子の定義は?
そもそも、おばちゃんがいう「いい子」ってなに?
いい子って結局、大人のゆうことをよく聞いて模範的な行動をとるこのことかな。
優しい子のこと?
自分のまわりの子を思いやれる子?
高度経済成長期には「いい子」が、いい学校に行って、大手の就職先で出世して立派になっていた。
でも今は終身雇用制度も終わりつつある。
あのトヨタでさえ。
「いい子」って、ツッピーホロ子の想像では、
親のいうことを聞いて、勉強して、ともだちにやさしく、いい学校に行って、習い事もちゃんとやって・・・
みたいなこの子とかな。
でもそんないい子って、今の時代では、サラリーマンか、弁護士、エリート官僚とか医者とかおえらい人になるんですよね。
確かに立派だわ。
でも職業で成功したからって人生大成功ってわけじゃない!
疑問をもたず、大人のいうことを聞いて、いい子になるより、
自分をコンテンツ化して、小学生でユーチューバーになった子の方が、
よっぽど生きていく力があるんじゃないのって気がする。
良い子=生きていく力がある?
親は、良い子を育てるのが目的じゃなくて、生きていく力を身に付けることが目的。
大人の言われたことをハイとこなす子より、
「宿題!?なんでしなくちゃいけないのー?」
「学校、なんでいかなくちゃいけないの?」
と根本的なことから疑問にもつ子のほうが伸びるんじゃないのか、と思うようになってきました。
世間の常識が、これからの時代の良いことってわけじゃない。
自分の道を見つけて、破天荒に生きていっている人も素晴らしい。
成功している人を例えるとエジソンだって、学校を退学させられている。
大人の手におえないこどもの方が、大人になってから成功する可能性が高いです。
私は子育ての目標をはっきり持ったら、気持ちがらくになりました。
まわりの意見と自分の意見が違っても、気にしない!
将来、会社に頼らず稼げる子を育てることが目標となれば、
いろんな人に批判されても、自分自身の判断基準がはっきりしているからです。
日本の教育に不足しているのは、英語やプログラミングではない!
ビジネス教育です!
いい子にするより、稼げる子を育てたほうがよいです!
SNSが浸透した世の中は、透明性が高く、個人の信頼度とフォロワー数が正比例しはじめていますね。
人間として魅力がない人は、ビジネスでは成功しない社会になってきていると思われます。
そういう意味では
いい子=人間性の高さ を目指すことは理にかなっています。
大人からみて「都合のいい子」を育てるのではなく、
自分の意志で「人を助けられる、人に貢献できる子」に育てることが大切ですね。