おばあちゃんの育児アドバイス、口出しは無視でOK 嫁vs姑 

  • 2019-06-28
  • 2019-06-28
  • 育児

育児って悩みがつきものですよね。

悩んでるうえに、自分の母親やお姑から育児に口出しされる。

そしてさらに悩む→悪循環。

ツッピー(@tuppyhoroko)は、さいわいにも実家も夫の実家も近く、育児は手伝ってもらうことができています。

しかし、その分、おばあちゃんたちは口も出してきますね。

「抱き癖がつくわよ」(赤ちゃんの時)

「お片付けの仕方をおしえないといけない」

「食事中にはお行儀よくしましょう」

「かべにお絵描きはしちゃいけないからね」

ハイ。

もっともです。

でもぜーんぶ、無視してオーケーです。

 

理由はもし

ぜんぶいうこと聞いても、大人になって成功する人間にならないからです。

 

ママが不安を感じると子どもも不安定になる

おばあちゃんたちは、良かれと思ってアドバイスしてきますが、

それがママにとっては、めちゃくちゃストレス。

赤ちゃんだったらおっぱいをあげたり、おむつを替えたりしなければいけない。

小さい子には安全を配慮して、部屋の片づけ、バランスのよいごはんを作って食べさせて、おやつもあげて、お風呂にいれて、着替えをさせ、歯みがきをして、寝かしつけ。

小学生なら、学校の宿題をみて、習い事のレッスンに付き合い、自宅学習も手伝い。

生活習慣を整えるために、食事の時間も守らねばいけません。

ただでさえ、ストレスフル。

そしてさらに、まわりからいろんなことを言われると、自分の育児を否定されたように感じ、さらにストレスがたまります。

そんな状況で、子どもに笑顔で接することができますか?

子どもに笑顔で接するために、姑の育児のアドバイスは無視したほうがいいです。

だって、育児って正論を言われても、実際できないですよね。

部屋の片付けしても、3分後にはもうめちゃくちゃに散らかる。

その横で、子どもは牛乳こぼしてるし、下の子がおしっこをもらしたり。

 

次から次へとやることが襲ってきます。

 

ワンオペ育児をしているママはめちゃくちゃ多いでしょう。

そんなママに姑が正論をいったところで、ストレスを与えるだけです。

 

おばあちゃんの子育ては正解ではない

人間は、今までやってきたことが、一番正しいと思う生き物です。

おばあちゃんは、子どもを育てた経験があるのですから、それが正しかったと感じているはず。

小学校に入って、中学校、受験して大学、会社に就職

ちょっとでも道に外れると、おばあちゃんにしたら発狂ものです。

 

しかし、育児は時代によって、流行があります。

 

母乳vsミルク

3歳神話vsワーママ推奨

抱っこして育てるvs抱き癖つけるな

うつぶせ寝vs仰向け寝

 

おばあちゃんの時代は、その時の流行で育てたわけですから、今の時代とくらべるのも、無意味なので、アドバイスもほっておいていいです。

 

社会背景がちがう

おばあちゃんたちが子育てしたのは、日本は高度成長期(1965年~1970年)のあとです。

バブル経済あたり(1986年~1990年)に子育てした世代でしょうか。

その時代は優秀なサラリーマンを産み出すことが、目的でした。

 

いまの時代は違います。

優秀なサラリーマンになっても、いつリストラされるか、ブラック企業に過労死で殺されるか、という時代ですから、

安定のためにサラリーマンを目指すのはおすすめできません。

おそらくこれからフリーランスといわれる人たちのほうが、年収が高くなると思います。

政府は、副業を解禁しはじめ、DCなどで、年金も自分で用意させようとしています。

要するに「非課税枠つくってあげるから、会社や政府に頼らず、お金を自分で稼いで運用しろ」ってことですよ。

 

就職試験でも「ツイッターのフォロワー数が多い学生が採用される」という会社もでてきていますし、

eスポーツがビジネスになり、テレビゲームを仕事にする人が増えていくでしょう。

これからは、遊びを仕事にできる時代です。

「遊びをきわめること」が子育てにおいて必要です。

そしてその稼いだお金を運用することができる子を育てねばいけません。

姑の時代とは、子育ての目指す方向が違うのだということを覚えておきましょう。

 

体験談

わたしは、33歳のときに2人目を出産しました。

出産2日後に夫が、姉(私からみたら義姉)と母(私からみたら姑)から、長男のしつけに対して説教されました。

夫は、産後の私には黙ってくれていましたが、別ルートでそれが私の耳に入ってきました。

 

「ちゃんとしつけしないとダメ」

「ちゃんと子どもをみておいかなきゃだめじゃない!」

 

そんな説教でした。

 

当時はつらくてつらくて、夜中、産まれたての赤ちゃんに授乳しながら、泣いていました。

出産直前に、義姉夫婦の家族とあつまった時のわたしたちの様子が、気に入らなかったようですが、

今となっては、「出産4日前の状態の妊婦に、そこまで求めなくても」って気持ちです。

 

産後、半年くらいはもやもやしました。

(また、育児に対して、いろいろ否定されるのかなあ)と思うと、お姑さんが自分の家に来るのも、いやになってしまいました。

さらに夫は単身赴任で、頼るひとがおらず、辛かったです。

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また7歳の息子がいっしょうけんめい作った秘密基地(いえの中で段ボールでつくったもの)も部屋がちらかっている、掃除がしにくいという理由で、姑に撤去されました。

いま振り返ると、全力で守ってあげればよかったと思います。

姑のいうことなんか聞かずに子どものやりたいようにさせてあげればよかった。

 

姑の口出しをスルーすることは、精神力がつよくないとできません。

なので、妊娠中や産後など弱っているときは、なかなか無視することは難しいと思います。

妊娠中、出産後のママは体もこころも消耗しきっています。

ママは自分のことを大切にしてあげてください。

こどもを産む、育てることって、命がけです!

そんなたいへんなことをしているあなたは本当にすばらしい存在なんです。

 

 

まとめ

 

おばあちゃんたちは、良かれと思ってアドバイスしてきます。

「あなたのために」

という言葉ほど、母親を苦しめるものはないですよ。

ママが「この子のためにこうしたい!ああしたほうがいい!」と直感で考える育児がすべて100満点。

おばあちゃんのアドバイスは、人に対してやさしくしよう、挨拶をしようといった道徳的なことだけ、聞いておけばオーケーです。

育児中はたくさん悩んでしまうので、どうしても気になってしまいますよね。

「無視する、気にしない」って、なかなかむずかしいことです。

精神的につらいのであれば、民間のサービス(タスカジなど)や自治体のホームペルプサービス、ファミリーサポート、

一時保育など、いろんなサービスを利用してみてください。

「助けて」と声をあげると、助けてくれる人はたくさんいます。

まずは声をあげてみて。

きっとあなたに笑顔がもどってきます。