ワンオペ育児 解決策は7つ

  • 2019-06-13
  • 2019-07-27
  • 育児

ワンオペ育児はなぜこんなに大変でつらいのか

それはママががんばりすぎてしまうからです。

ワンオペ育児という言葉がうまれて、1人で子育てをする母親がいかに大変なのかということを世間が認知しはじめました。

一生懸命、こどもを育ててるのに、なにもかもうまくいかず、まわりの理解、協力が得られず、疲れて

ひとりで悩んでしまうママはたくさんいる。

夫に頼りたくても、勤務時間が長く自宅にほぼいない。

単身赴任でいない。

自分の実家も遠く、たよれない。

 

どうやったらワンオペ育児から抜け出せるのか、解決策はあるのか考えてみました。

 

夫に協力してもらう

これが一番簡単で、一番むずかしいです。

育児をいっしょにやってくれる旦那さんなら、そもそもワンオペじゃないですもんね。

しかし、つらいことやしてほしいことは、なるべく伝えたほうがよいです。

コミュニーションをとることで、お互い気が付かなかったことに気が付け、相手のことを思いやることができるようになります。

宅配サービス、カット野菜や食材セットを利用

生協の食材セットや宅配サービス、オイシックスのミールセットが便利。

生協の食材セット

野菜がたくさんなので、その野菜を味噌汁の具として使ったり、他の具を足したり、応用できます。

1,000円から1500円前後のものが多いです。

オイシックスのミールキット

人気のミールキットですが、カットは自分でするので、あまりラクとは感じませんでした。

レシピと食材、味付けが入っているので、パパに作ってもらう際にはいいと思います。

幼児とりわけメニューもあります。

2人用、3人用、+幼児とりわけ用とあります。

 

家事サービスの代行を利用

民間の家事代行サービスが人気ですね。

カリスマ家政婦のしまさんやマコさんが人気です。

1週間作り置きをしてくれるようで、コスパはよいです。

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自治体のサービスを使う

ホームヘルパーサービスの利用など補助がでるので、自治体の窓口に確認してください。

出産後何か月と期限と何回までと制限があるので、早めの確認がおすすめです。

補助がきいて、民間の家事代行サービスよりも安い金額で利用できます。

1日利用の保育園に預ける

リフレッシュのために預かり保育を利用することが可能です。

利用日の何週間か前に登録が必要。

慣らし保育のため、はじめての場合は、半日までしか利用できないこともあります。

掃除ロボットや衣服乾燥機を導入

掃除ロボットも高機能になってきて、掃除と水拭きができるものもでています。

衣服乾燥機は、ドラム式や電気衣服乾燥機、ガス衣服乾燥機など、様々な商品があります。

検討時は時間がかかりますが、設置してしまえば、洗濯物をほす時間がなくなるので、おすすめです。

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洗濯サービスを利用

コインランドリーなどでは、洗濯の宅配サービスをしているところもあります。

自宅まで洗濯ものを取りに来てくれ、洗い、乾燥、たたみまでやってくれるサービスです。

2~3000円です。

ほとんど、お金がかかることばかりです。

 

わたしの体験談

最近では、カネカの「育休復帰、即転勤」の炎上がありましたが、

表にででないだけで、よくあることなのかと思います。

わたしは、2人目出産1か月後に夫の転勤が決まりました。

夫は出産のあと2週間ほど、休んでくれました。

その2週間後に、転勤命令がでました。

くるみんマークの会社でした。

産後1か月で、ついていくか、単身赴任か悩んだあげく、夫がひとりで東京にいくことに決めました。

単身赴任が決まり、その後、ワンオペ育児生活に突入。

0歳児と3歳の子を1人で育てていると、とてつもない恐怖にさいなまれました。

特に夜中は眠れないほどの恐怖でした。

「もし今、火事がおきたらどうしよう。首がすわっていない赤ん坊と3歳の子を抱えてどうやって避難しよう」

そんな妄想がどんどん膨らんできて、眠いのに、寝られません。

ごみ出しは、夜中2人を寝かしつけてから、こっそりといきました。

そこでも「ここでもし、わたしが事故にでもあったら、あの子たちはどうなるんだろう」と不安で不安でたまりませんでした。

単身赴任のため、二重生活にかかる費用もばかにならず、新幹線費用も会社負担もすくなく、経済的な心配までふりかかってきました。

なるべくお金をつかわないようにしようと思い、3歳の長男は2年保育にして、自分でみることに決めました。

正直、0歳と3歳を自宅でひとりでみることは、めちゃくちゃ大変でした。

いま振り返ってみても、人生で大変だったことのランキングトップ3に入ります。

「絵本は一日3冊は読んであげたい」

「添加物のない手作りの食事、手作りのおやつを食べさせてあげたい」

「赤ちゃんは布おむつで育ててあげたい」

「家事の時間より、こどもといっしょに遊んであげる時間を優先したい」

そんな気持ちで、こどもに向き合ってきて、長男を育てたけれど、さすがに赤ちゃんを産んだら、2人を丁寧に育てることに限界がでてきました。

部屋もちらかり、おもちゃとホコリまみれ。

徐々に長男にきつい言葉で、あたるようになってしまいました。

悪いこともしてない無邪気な長男に「いまは話したくない!」「あっちいって!」とどなる。

本当にひどいです。

でも当時の自分は必死でした。

お散歩に行って、ニコニコしているまわりのママをみて、「なんで自分だけ、こんなひどくて、何もできない母親なんだろう」と涙がでることばかりでした。

 

がんばりすぎるのを、やめよう

ママは本当は上の子にもっともっといろんなことをしてあげたい。

してあげたいけど、できない。

だって赤ちゃんをほおっておいたら、ずっとずっと泣いているんだから。

まわりのママは「上の子をみてあげなきゃ」と口をそろえて言う。

その言葉をきくたびに傷ついていました。

上の子をもっとちゃんとみてあげたいけど、できない現状がある。

 

 

自分のこだわりが少ない部分を人にまかせる

たとえば、掃除にこだわりがすくなければ、家事代行で掃除を依頼する。

食事には、そこまでこだわらないのであれば、食材セットを利用したり、家事代行で作り置きおかずをつくってもらう。

すこしこどもと離れてゆっくりしたいのであれば、1日保育園で一時預かりを利用する。

 

絶対に自分がやりたい、という分野以外は、外注でのりきることが、ワンオペ育児を解決する方法だと思います。

 

一時的にお金はかかりますが、「今だけ」と思って、お金をだせば、気持ちがおちつきます。

ワンオペ育児は体も心も消耗します。

だれも助けてくれない、一人だけなんでこんなにつらいのと泣いてばかりいました。

だけど、いろんな人のサポートで、心も体もラクになります。

「たすけて」と声をあげれば、助けてくれるひとはたくさんいます。

だからまずは声をあげてみて。

 

わたしは、自治体のホームヘルパーサービスを利用しました。

ヘルパーさんはリビングの片付け、掃除、トイレ、お風呂掃除、洗濯干し、洗濯たたみ、おにいちゃんと遊ぶ、という内容を二時間でやってくれていました。

週に一回でも、気持ちが落ち着き、休める日ができると自然に笑顔がもどってきました。

自治体の窓口でサービス申し込み時に大泣きした私でしたが、ヘルパーさんのおかげで元気になりました。

なにかすこしでも動いてみてください。

こどもにやさしくできるようになるためには、ママが自分を一番大切にすることです。