25万の矯正下着に超高金利なローンを組んでしまった話①

  • 2019-05-14
  • 2019-06-20
  • お金

 

ツッピーホロ子
ツッピーホロ子の黒過去、きいてください。
とうさん
ん?なになに?
ツッピーホロ子
実は、お金のことでけっこうなこと、やっちゃってまして。

 

 

18歳になる春のこと。

ツッピーホロ子は地元の女子大に進学することになりました。

厳しかった高校の校則から解放されたツッピーホロ子。

高校の卒業式の次の日にヘアカラーリングしました。

そしてパーマもかけました。

カラーリングにミニスカートに派手なメイク。

パフィーのあみちゃんに憧れて、チリチリパーマをかけてしまいました。

アイシャドウは真っ青で、ミニスカートはタイトスカートOL系でヘアスタイルもメイクもファッションもちぐはぐ、、、

統一感なし。

 

ツッピーホロ子は、女子大生になり、ウキウキしていました。

いろいろな女の子と友達になりたい!

そう思って、たくさんの女の子に話しかけました。

 

そこで仲良くなった、なおちゃん(仮名)とM子

 

なおちゃんはカジュアルスタイルで古着を着こなすおしゃれ女子。

色白美人で、サラサラロングヘアの笑顔が素敵な女の子。

おしゃれなロングスカートを着こなしていました。

 

 

M子はギャルファッション、白Tシャツにデニムパンツ、厚底サンダル。

当時、流行っていた浜崎あゆみのパッツン前髪金髪ヘアスタイル。

大阪出身で、明るく親しみやすくて、ズバズバものを言うタイプ。

 

わたしたち3人はすぐに仲良くなりました。

友人に誘われて

大学生活も慣れた5月頃、M子がバイトを始めたと報告してきました。

あるサロンで働きだしたと言うのです。

遊びにおいでよと言われ、ひまだったので見に行くことに。

 

 

大阪の日本橋のビルのとあるガラス張りの1室に入ったツッピーホロ子と友人なおちゃん。

そこにいたのは美人店長。年齢は20代後半くらい。

スタイル抜群、細いのにおっぱいもある。

顔が小さく、髪もサラサラ!

自信たっぷりオーラ。

「こんにちはぁ!」

大阪の人らしく、けっこう馴れ馴れしいカンジ。

「どこから来たの~?」

 

M子がバイトするサロンでは、矯正下着でスタイルが良くなったという人の写真がたくさんかざってありました。

今思えば、店長は矯正下着、つけてなかった。

M子は、バイトをしながらも、矯正下着を購入していました。

友達が買ってるんだから、だいじょうぶだろうという気がしていました。

 

そして、部屋の片隅で、身体のサイズを隅々まで測られて、

美人店長にかなりズバズバと乙女心が傷つくことを言われました。

 

胸が小さい

ふとももが太い

二の腕が太い

ウエストが太い

おしりが大きい

 

これだけ言われたら、どれか一つはグサッときます。

ちなみにツッピーホロ子は胸が小さい

という悩みがありました。

なおちゃんはふとももの太さを気にしていました。

 

 

月々13,000円のワナ

そこで美人店長は脂肪学という勉強をしていると話しはじめたのです!

 

その学問の内容は・…

 

脂肪は移動するということ

 

 

マジで!!?

 

ってバカ!信じてるし!

 

「半年くらい矯正下着をつければ、脂肪は正しい位置にもどる」

 

 

ツッピーホロ子

って「今考えれば、矯正下着をやめれば、またもとに戻る」ってことだよね。

 

矯正下着の内容は、ブラジャー、ガードル、ウエストニッパー、ストッキングなど。

色は黒とベージュから選べる

 

全部で25万!

 

ふつうの18歳が買えるわけない。

 

そこで、ローンが組めるという話をされる。

 

ローンは約60回で1カ月に13000円

「ひと月、13000円だったら、ちょっとバイトすれば稼げるよ」

「この下着は永久保証がついてるから大丈夫」

「ちょっとしたブランドのブラジャーだって、一万円くらいするよ」

とあれやこれやで、責めてくる。

 

って、今、計算したら、13000円×60=78万円!!!

25万のものをかうのに50万以上の利子!!!

今思えば、未成年用ローンなので、金利がめちゃ高いんだと思います。

これは、もうなにわ金融の世界とちゃいますか。

 

 

当時はバカすぎて、気がついていなかった。

さすがに数Bで赤点とって、補習うけてたとはいえ、

掛け算もできない女子大生って。

 

そして、ツッピーホロ子となおちゃんは契約書にサインしてしまうのです。

 

とうさん
バ、バ、バカすぎる…
ツッピーホロ子
つづきます