25万円の矯正下着に超高金利なローンを組んでしまった話②

  • 2019-08-20
  • 2020-01-24
  • お金

矯正下着を買うために、25万円のローンを申し込んでしまった18歳のツッピー(@tuppyhoroko)

 

約5年間も毎月13,000円を返済するという契約を結んでしまったバカ・ビンボー女子大生です。(計78万円の返済額)

 

ツッピー
いまだに親にも言っていない

 

 

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未成年のためのローンは、超高金利

 

未成年のローンのため、親の承諾がいるということで、親の確認の電話が入るということだった。

サロンの美人店長のアドバイスで、ツッピーホロ子の友達が親のふりをして電話を受けた。

ローンが通ったあとの書類は、親バレ予防のため、バイト先のコンビニに発送してもらうことになった。

親をだまして、消費者金融会社をだまして、ローンを組んでしまったツッピー。

そして毎月13,000円を返すことになった18歳のツッピー。

矯正下着は、夏のあつい日も毎日必死で着るようにしました。

だって脂肪が移動して、胸が大きくなってくれなきゃお金が無駄になる…

矯正下着という名の防具を毎日装着

まずはブラジャーをつけて、背中の脂肪や脇の下の脂肪をバストへと移動させる。

ガードルをはき、ふとももの脂肪をお尻へと移動させて、ストッキングをつける。

最後にウエッストニッパー。

計20分はかかる。

しかもウエストニッパーがおなかに食い込み、きつくて死にそうだったが、脂肪を移動させるため、あぶら汗をかきながら頑張った。

おなかの肉をおさえつけているので、着ている間は、マリーアントワネットのようにウエスト細く、多少は胸があるようにみえた。

「マリーアントワネットって毎日こんな苦しかったんだなぁ」と時空を超えて、勝手に共感。

そしてお金を稼ぐためにバイトに精を出すことに。

大学の講義後、ウエイトレスをしたり、チラシくばりを必死でしたりしてたが、しょせん、時給800円台の世界。

ほぼ毎日バイトしなければならなくて、つらくなってきた。

チャイニーズクラブでのバイト

 

そこでみつけた、高額バイト。

時給2500円!

 

そ・れ・は!

 

キャバクラ!

 

しかし、そのとき、ツッピーホロ子は、

・・・・処女(小声)

処女でキャバクラでなんて、働けるんだろうか。

そんな不安もあったが、お金がいるしなぁ、と心の声が。

背に腹はかえられん。

ということで、友達と面接を受けにいった。

 

繁華街のある主要の駅から、徒歩5分ほどの場所にあるビルにデカデカと看板がかかってあった。

「チャイニーズ クラブ」

ビルの6階について、ガラス張りの扉をあける。

スーツを着た、太った30代くらいのおじさんがでてきた。

真昼なのに、うす暗い部屋は、豪華なシャンデリアと赤いじゅうたんに、赤いソファーに大理石のようなずっしりしたテーブルが10セットほど、並べられていた。

きらびやかな舞台には、カラオケセットがおいてある。

華やかな女の子たちが、10人くらいいる。

太ったおじさんは、女の子たちに「マネージャー」と呼ばれていた。

多分、一番えらい人なのだろう。

太ったおじさんと軽く話して、合格。

(よ、よかったぁ。処女でも働けるみたいだな)

 

そして制服はなんと、チャイナドレス!

とりあえず、ツッピーは毎日、矯正下着をきていたので、スリットからガードルが見えないように、ロングのチャイナドレスにしておいた。

これが各自購入で、1万円。

ツッピーホロ子と友達は、2,000円くらいの安物チャイナドレスを中華街で調達。

 

 

週一回だけチャイナキャバクラで働くことになったツッピーホロ子。

好きな曜日に2時間だけ働いた。

これで、毎月の返済は大丈夫だなと思って安心した。

お酒なんて飲んだことないし、彼氏もできたこともないし、キスもしたことないし、処女だし、腐女子だし、矯正下着きてるし…

 

 

更衣室には、成績表のグラフが飾られていた。

ドラマでみるようなやつ。

ナンバーワンがダントツであとは、みんな似たような成績だった。

わたしたちバイトはナンバー1、ナンバー2の補助役で、お客さんが指名した子を待っている間の時間つぶしの相手というポジション。

もちろんウィスキーの作り方もしらないし、バイト指導もなし。

突然、客の横に座らせられる。

適当にウィスキーをジャバジャバいれて、かき混ぜるの忘れたりしていた。

アルバイト指導もなくて、シフトカードもないし、出勤して2時間働くと、帰りにその日のバイト代が手渡しでもらえる。

 

お店のナンバー1とナンバー2は中国出身の姉妹美人だった。

お客のおじさんと中国版「あっちむいてほい」としたりして、楽しそうに無邪気に接客をしていた。

ナンバー1、ナンバー2の美人姉妹は別世界の人のようにみえた。

 

とりあえず、わたしは「時間がはやくすぎますように」というスタンスでいた。

ニコニコもできないし、気の利いたこともできない腐女子の私。

それをみていたふとっちょマネージャーはずばり私に「あんた、処女やろ」と一言。

処女って行動でばれるんだと本気でびっくりした。

処女でもなんとかおじさんと話はできたので、どうでもいい会話をしたりしたが、

たまに女の子に触りたがっているおじさんがいて、さすがに処女では対応不可だった。

ある酔っ払いおじさんが、うでにチュッっとしてきて、18歳のツッピーは硬直。

 

またあるおじさんに携帯番号を教えてしまい、愛人契約を持ちかけられたことも。

もちろん身持ちが固く未知の世界には足をつっこみませんでした。

 

処女で、キャバクラでのバイトはハードモードでしたね。

 

その後、キャバクラをやめました。

しかし性懲りもなく、スナックでのバイトをすることしたツッピー。

当時のスナックの時給は1,500円。

キャバクラよりだいぶ低いですが、触られたりすることもなく、ママのお手伝いをするだけなので、気がラク。

ママの横で氷を割ったり、ウイスキーを割ったり、買い出しにいったり、お客さんと少し話したり。

 

ラクでしたが、楽しいとは思えなかったです。

 

 

そして時がたち、20歳になったのですが、その時にまた矯正下着のサロンの店長に呼ばれることになったのです。

 

つづく