教育ママのツッピー(@tuppyhoroko)です。
100冊以上の受験本、勉強本、育児書など読み漁ってきました。
いろんな教育本や脳科学本を読んでいると、かしこくなる子にはある共通点がありました。
それは、幼児期に楽器を習っていることなんです。
例えば・・・
ピアノを習っていたのは
大川翔さん(ギフテッド天才児として14歳でカナダの大学へ飛び級)
アグネス・チャンさんの息子さんたち(スタンフォード大学)
佐藤亮子さんの長女(東大理Ⅲ)
東大生の2人に1人はピアノを習っていたというデータもあるそうです。
バイオリンを習っていたのは
広津留真理さんの娘 広津留すみれさん(ハーバード大卒 ジュリアード音楽院)
佐藤亮子さんの3人息子(灘中 東大理Ⅲ)
エイミー・チュアの娘ルル(アメリカのトップ大学)
千住文子さんの子どもたち(長男の千住博さんは日本画家、次男の千住明さんは作曲家、長女真理子さんはバイオリニストと3人とも芸術の世界で活躍されております)
歴史上の人物では、アインシュタイン
金メダルをとったスポーツ界の天才達も幼少期には楽器をならっていたり、また脳科学科学者はピアノは必須だというほど効果が証明されています。
その他、優秀な大学へ入学した子たちは、合唱団に入っていた子やエレクトーンをやっていた子、様々ですが、多くの子が音楽に親しんで育ってきていたようです。
ツッピーホロ子は、育児本、脳科学マニアの7歳、4歳、1歳のママです。 幼児期の習いごとで、頭がよくなる習いごとってなんだろう。どうせならいい効果があるものを習わせたい。 […]
この記事では、子どもの習いごとにピアノかバイオリンかどちらを選ぶか悩んでいる方へお伝えしたい情報が入っています。
両方ならうのは、親子共々キツイ
長男が4歳になった時、
「私もピアノかバイオリン、どちらか習わせてみたい」
そう思いましたが、どちらも弾けないツッピーは、バイオリンとピアノはどっちがよいのか悩みました。
そして私は長男に両方習わせることにしたのです。
長男は4歳から7歳まで、両方習いました。
しかし、両方習うのは、想像以上に大変でした。
まずは、どちらか一方の楽器をはじめてみる
両方一度に始めるのは、大変です。
どちらか、子どもが気に入りそうな楽器からスタートしましょう。
3、4歳からバイオリンからはじめて、5、6歳くらいにピアノをやってみてどちらが向いているか、様子をみてみるのがよいです。
バイオリンから始めるのがおすすめな理由
バイオリンは身長によって、サイズを変更してゆきます。
1/16、1/10、1/8、1/4、1/2、3/4、フルサイズ
身長に合わせて、選ぶことができ、集中力のあるお子さんなら2~3歳くらいからスタートが可能です。
多くのプロのバイオリニストは2歳くらいからレッスンをスタートしています。
またピアノは4歳~5歳くらいからでないと、指のちからが入らないです。。
早くても3~4歳くらいのスタートが可能です。
しかし、絶対音感は正しい調律をされたピアノで耳を育てるほうがよいです。
バイオリンを習いつつ、おうちで音感を育てることが必要です。
ピアノを習うメリット デメリット
メリット
学校の音楽会などで有利
内申点がよくなり、公立の高校時の受験に有利
ト音記号とへ音記号の両方の楽譜が読めるようになる
先生が多いので、子どもに合う先生を見つけやすい
ピアノ仲間が多いので、モチベーションがたもたれる
デメリット
ピアノ人口が多いので、かなり練習しないとトップクラスに行けない
自宅にピアノを置く場所が必要
マンションだとピアノにサイレント機能が必要
バイオリンを習うメリット デメリット
メリット
ピアノにはない音に触れられる (ピアノとヘルツが違う)
大学などで、海外留学をする際に、気軽に海外までもっていけるのでコミュニケーションのツールになる
ピアノよりバイオリン人口が少ないので、自分の特技として自信になる
デメリット
学校の場では、発表の機会がない
田舎では、なかなか先生が見つけられない
メソッドが少ない(地方では鈴木メソッドくらいしかない)
バイオリニストはピアノレッスンも受けていた!?
バイオリニストになった方は、幼少期に一時期ピアノを習っていた方も多いそうです。
バイオリンは音を作ってゆくような楽器なので、音感が必要なのだそうです。
音感を育てるために、ピアノを一時期取り入れたり、親がピアノで伴奏を弾いたりといったことをする必要があります。
ピアノとバイオリンではどちらがお金がかかる?
レッスン代はバイオリンのほうがかかります
音楽の習いごとにかかる費用は、主にレッスン代、楽器代、楽器のメンテナンス費用、発表会代です。
個人ピアノのレッスン料(一か月)の相場 7,000~8,000円
バイオリンのレッスン料の(一か月)の相場 8,000~9,000円
年齢が上がってくるとレッスン料も上がっていくのが、一般的です。
都心部だともっと相場が高いですし、有名な先生に習うとなると一回で万単位が飛ぶそうです。
楽器の値段の相場は? 生ピアノはやっぱり高い
ピアノ 電子ピアノ 10万~40万
アップライトピアノ 50万~100万
バイオリン 30万(5万~6万を成長に合わせて5回ほど買い替えるため)
バイオリンは、メルカリなどで中古を探せば3万ほどで手に入ります。
一方、ピアノの中古はなかなか手に入らず、ヤマハで探しても40~50万はします。
ツッピー家は、続くかわからないので、電子ピアノのレンタルを利用しました。
ヤマハのレンタル部門で月5,000円で格安の電子ピアノをレンタルしました。
楽器のメンテナンス費用
ピアノは年1回の調律(1~2万円)
バイオリンは年1回 弓の毛替え(5千円ほど)弦の張り替え(5千円ほど)
バイオリンは、落として弓やネックが割れたり、急なトラブルがありますので、メンテナンス費用がかかりやすいです。
また先生から「そろそろ身長が伸びてきたので買い替えましょう」と言われ、買い替えで急な出費になることもあります。
発表会費用
個人の先生の場合、2年に1度発表会があることが多いです。
ヤマハ音楽教室などは1年に1回発表会をしています。
1回の発表会は約1万円、その他衣装代です。
ネットでお手頃で可愛いドレスがたくさんありますね。
またコンクールに挑戦する場合は、先生へのお車代やお礼代などもかかります。
よい先生を探すコツ
子どもの習いごとが成功するかどうかのポイントは、先生選びです。
とにかく、いろんな先生のレッスンを受けて子どもに合う先生を見つけましょう。
ポイントは常に勉強を続けている先生かどうか、生徒たちのモチベーションをどうやってひきあげているか、
親への教育をしっかりしてくれる先生かどうかです。
いろんな習いごとの中で、音楽の習いごとは親へのサポートは欠かせません。
レッスンへ付き添い、自宅でレッスン時に習ったことのフォロー、日々の練習、モチベーションアップのための作戦。
とにかく、楽器のレッスンは親がめちゃくちゃ努力しないと続けられません。
そして楽器のレッスンは孤独です。
たまに生徒同士のグループレッスンをして、子どものモチベーションアップをしてくれたり、子どもの心のメンテナンスをしてくれたりする先生を見つけられると、一生の出会いになります。
まとめ
楽器はいろんなものがあるので、ピアノ、バイオリンに限らず、いろいろ試してみるのがよいと思います。
和太鼓やドラム、ギター、チェロ、トランペット、フルートなどいろいろな楽器があるので、子どもが楽しいと思える楽器に出会えることが一番理想です。
またピアノはすべての音楽の基礎が学べるので、ピアノが弾けてが楽譜がよめると、10代になってフルートやトランペットに移行しやすいそうです。
自分の好きな楽器に出会えた子は、ステキな人生を送ることができるはず。
特にこだわりがないのなら、楽器の王様であるピアノがおすすめです。
総合的な音楽スキル、譜面を読む力、問題解決力、グリット(やり遂げる力)などが身につきます。