わたしは、赤ちゃんを産んで、悩みごとがあるたび、ネットで調べていました。
でもネットの情報は根拠もないことや時代の流行で信じられない内容があふれて
余計に悩むことが多かったです。
断乳は一歳で、欲しがるまでずっとあげる、添い寝はしないほうが自立心が高まる、添い寝をしたほうが安心感を得て自己肯定感が高まる…。
……
ほんまかいな!?
そこできちんと育児本を読んで勉強するも、、、
育児本もいろんな意見があって、結局何を信じてよいのか、途方に暮れました。
そこで科学的に証明された根拠ある育児をしよう!と思い、脳科学の本を読むようになりました。
いや、しかし時代の流れもすさまじく、日本の教育やIT技術など、世界から取り残されつつあります。
脳科学だけではついていけない。
世界の最新の教育も取り入れたい!と思うようになりました。
グローバル社会に生きていける子どもを育てるために一押しの五冊の本を紹介します!
スタンフォード大に三人の息子を合格させた50の教育法 (アグネス・チャン)
アグネス・チャンはアイドルのイメージでしたが、この本を読んでビックリ!
スタンフォード大学で教育学の博士号を取得されています!す・すごい!
息子三人は日本語、英語も幼少期から教育を受けておられます。
お勉強というかんじではなく、遊びながら学んでいったようです。
長男は二才からプリスクールで英語環境、小学校ではインターナショナルスクールに通っています。
アメリカの高校からスタンフォード大学に進学されたそうです。下の次男、三男さんも同じ高校、大学に進学されているそうです。この環境は一般人には、なかなかマネ出来ないですね…。経済的にも…。
でも、マネできることもたくさんあります!!!
産まれた時からいろんな刺激を与えて、毎日が楽しい学ぶことが楽しいという環境で
たっぷり愛情を注がれたそうです!
自己肯定感を持って、ボランティアなどに参加して、人の役に立てるようにと育てられたそうです!
従来のお勉強の話も載っていますが、自分とはなに?アイデンティティとは?答えのない概念を考える教育。
これからはそう言った自分の意見と他人の意見とを認め合っていく子どもたちが求められるでしょうね。
アクティブラーニングを家庭でも取り入れていかなければならない時代には、とても参考になります。
人間として社会貢献の観点を持つこどもに育てるためには必読です!
9歳までに地頭を鍛える!37の秘訣 (大川栄美子)
大川栄美子さんの息子さんは、大川翔さん。
大川翔さんといえば、ご存知の方もたくさんおられると思いますが、カナダのギフテッドに認定され、飛び級で14歳で5つのカナダの大学に奨学金付きで合格された方です!すごすぎます!!
ご本人、大川翔くんの「ザ・ギフティッド」も読みましたが、育児本ということでは母目線のこちらをお勧めします!
大川栄美子さんは弁護士で、さらにリアルドラゴン桜といわれるほどのカリスマ先生のようです!
もう頭脳は遺伝でしょ!って言いたいところですが、育て方もすばらしく、愛情たっぷりなんです!
そしてこの本にはおすすめ絵本やおもちゃ、教材やおすすめドリル、家庭でやったボードゲームやカードゲームなど参考にできるものが多く掲載されています。親子でできる体操など、まさに五感を使った育児をされています!
ピアノ、空手といった習い事情報や、粘土遊び、切り絵など、幼少期に使える情報が盛りだくさん!!!
英語情報もたくさんあります!家庭でできる英語教育が知りたい方は必読です!
英語教材はディズニーワールドイングリッシュを使用されており、その後、オックスフォードイングリッシュを使用したそうです。
5歳からはカナダに移住されたそうで、そこからがっつり英語教育されたようです。
そこは日本ではなかなかマネできないのですが、幼少期から小学低学年の英語環境は重要だと感じましたね。
彼女もまた自己肯定感の大切さを語っています。
頭のいい子にする最高の育て方 (はせがわわか)
世界のトップ機関の研究と実績から見つかった育児を紹介しており、エビデンスに基づいた育児が書かれています。
主に乳幼児から幼児期の生活習慣、コミュニケーション、遊び、学習などについて書かれています。
幼児期の睡眠や遊び、親の語り掛けがいかに大切かということを感じさせられます。
ごっこ遊びや積み木、絵本の読み聞かせなど、幼児の遊びがそれによってどんな能力になるのか、
いっぱい遊んだ子が伸びるというけど、確かに遊びによってこれだけの能力が育っていることがわかれば、親も遊んでないでドリルやって、とは思わなくなるかもしれません。
しかしそれなりの学習は薦めておられます。
外遊びも大切だけれど、小学校入学までにはひらがなの学習、小学三年生までにはアルファベットの学習をしましょうということです。
いっぱい遊んで、小学校で自信をもてる程度の勉強は必要ということ。
のびのび育児か早期教育かの対決にピリオドが打たれたんではないでしょうか!?
遊びも勉強もどっちも大切なんですね。
パパは脳研究者 (池谷裕二)
多くの育児本が母親が書かれていることが多いですが、これはお父さんが書かれています。
池谷裕二さんは東京大学の教授です。脳の成長や老化について研究されており、脳科学本はたくさん出されておりますが、育児本は初めてです!
娘さんの0歳から4歳までの育児成長記録だそうですが、脳科学の観点からも有益な情報がたくさん載っているので、必読です。
娘さんの成長を脳科学に紐づけて、わかりやすく教えてくれる本です。読んでいて思ったのですが、根拠のある育児をされているので、娘さんはかなり成長が早いです。一歳半には二語文でお話しているし、二歳で文字に興味がでたとか!
池谷先生が家庭教育で気を使ってきたものは、この三つだそうです。
幼少期の五感体験や忍耐力、疑問力、知識力、論理力など必要な力、幼少期の考える力など幼少期にやっておきたいことも書かれています。
私が、びっくりしたのは、マシュマロ・テストを実際に四歳になった娘さんに行ったことです。(マシュマロ・テストとは、お菓子を子どもの前に置いて、誰もいない部屋で15分我慢できるかどうか。我慢出来たらお菓子が二倍もらえる。我慢できた人は将来の成功率が高いと実証されているもの)
うそでしょー!さすが脳研究者ですよ。もちろん娘さんは15分待つことができていました。
この本も愛情たっぷりで、最後、じわっと涙がでてきました。子どもへの愛情がとっても深く、素晴らしい育児本です!
成功する家庭教育 最強の教科書 (広津留真理)
広津留真理さんの一人娘のすみれさんは、な、なんと!公立高校出身で塾なしで留学なしでハーバード大学に入学、その後、ジュリアード音楽院に進学されております!
世界トップレベルの大学にどうやって進学できたのか、家庭での英語教育について、書かれております。
広津留真理さんは「ひろつるメソッド」という幼児から高校生までの生徒を英語教室で指導されております。書くことより読むことに重点をおいて、学習することで幼児でも高校生レベルの長文が読めるようになるのだそうです!
彼女の本はすべて持っておりますが、彼女の考え方はかなりビジネスウーマンといった印象です!戦略を持って育児、教育された様子がわかります!日々のToDoリスト作り、手作り教材で暗記する。センテンスカード丸暗記、シャドーイング。英語教育はかなりがっつりされていることがわかりました。
しかし娘のすみれさん、勉強ができるわけではなく、すばらしいバイオリニストなんです!
そもそもハーバード大学やスタンフォード大学といったトップレベルの大学は、勉強できることはあたりまえ。勉強以外に身につけたことが評価の対象になるそうです。
広津留真理さんはスポーツや音楽、アートなどの分野でアワード(賞)を取ることが必要だとおっしゃっています。それもブルーオーシャン戦略で、行くことを薦めています!完全にビジネス思考!!
しかも、教育費を青天井にかけてはいけない、子どもは負債だと言い切っています!すごいインパクト!教育は投資だという人が多いですが、広津留真理は真逆のことを言ってます!
そして勉強にお金をかけないようにして、バイオリンのほうにお金をかけて集中投資したようです。
この本では、漢字カードや音楽のスケールカードなど幼児期から使える情報もたくさんあります。
そして、彼女もたっぷりの愛情で娘さんを育てたことがよくわかります。ステキなママであり、先生であり、ビジネスウーマンだと思います。
その他、読むべき育児本
モンテッソリーニ関係
中学受験関係
英語教育
プログラミング教育
脳科学
まとめ
紹介した本はすべて愛情たっぷりの内容です!
読むと自然に顔がほころんだり、涙がでそうになる内容もあります!
海外で活躍されている人々が愛情や教育をたくさん受けて育ったことは間違いないですね。
みなさん!
「学力の経済学」によれば、親への教育が一番、費用対効果の高い投資だそうです!
ガンガン育児本、教育本を読んで、自分の頭をアップデートして、子どもたちが世界で活躍できるよう頑張りましょう。