個人でVtuberを制作するためにはLive2Dソフトがおすすめです。
イラストから製作可能なのでオリジナルキャラクターを作ることができるのです。
また似顔絵を描いて動かすこともできますし、個人勢Vtuberになりたいなら選択肢はLive2D一択なのではないでしょうか。
2D作成では「spine」という海外のソフトもありますが、情報がすくないのでLive2Dを使うのがベスト。
またLive2Dはアニメーションを作れるし、Live2Dと動画編集スキルを身に付ければ、ひとりで短編アニメも作れてしまう!
めちゃくちゃ楽しいし、すごいソフトです。
ただ、独学でソフトを勉強するのは、少したいへん。
しかし超アナログ人間のアラフォー主婦でも作れたので、絶対あなたもできます。

ホロ子
Live2Dをこれから始めたいけど、「パソコン苦手」というアナログ人間な方への記事になります
①Live2Dソフトをインストールして起動
自分のパソコンでLive2Dが使えるか動作環境をチェック
・まずは自分のパソコンの動作環境を確認
インストール<無料でできる>
公式サイト【Live2D Cubism】
①ソフトウェア使用許諾契約にチェックを入れます。
②「はじめてダウンロードする」をチェック
③メールアドレスを入力
④WindowsかMacかチェック
⑤インストール
Live2Dにはフリー版(無料)とPRO版(年14,280円のサブスク契約)があります。
<お試し終了後にフリー版に切り替えられるので、インストール時にはお金は一切かかりません、クレジットカードの入力も不要>
・グラボがGeForceの場合はNDIDIA社のサイトからドライバーをダウンロードして最新のものにアップデート
・グラボがインテルの場合はインテルのサイトからドライバーをアップデート(生産終了して更新できない場合もあります)
「オンボードでは起動しない場合がある」と公式サイトに書かれています。
オンボードとはインテルにつまれているグラボのことです。
電気屋さんで売られているビジネス用パソコンはほとんどオンボードです。
一般家庭で性能の高いグラフィックボードを積んでいるPCを
使用している方は少ないと思います。。
ちなみにツッピーの旧パソコンではLive2Dは起動しませんでした。
Live2Dを起動しようとしても「初期化に失敗しました」と表示されます。
6年前のパソコンでしたが、グラフィックボードがインテルのもので、生産終了していたのでアップデートもできませんでした。
Live2Dが起動しない方は、動作環境を再チェックしてみると良いかもしれません。
OpenGLやグラフィックボードの確認の仕方はこちらを参照してください↓
普通の専業主婦ツッピー(@tuppyhoroko)がVtuberを作ろうとして、Live2Dというイラストを動かせるソフトをインストールしてみました。 ・・・・が ソフトが起動しない!! […]
②無料の公式モデルをダウンロードしてLive2Dモデルを動かして慣れる
Live2D公式サイトから様々な公式モデルをダウンロードしてみて、動かしてみると制作に取りかかりやすくなります。
やはり制作前にゴールが見えていないと進むのが遅くなるので、スムーズに制作するためには必要なステップです。
公式モデルを触ってみれば感覚でLive2Dでのモデリングがわかるようになります。
公式モデルのダウンロード方法
PRO版とフリー版のモデルがあるので、選んでダウンロードします。
ファイルを解凍して開きます。
展開後、ダウンロードしたモデルの<com3ファイル>をLive2Dのモデリングワークスペースへドラッグアンドドロップ
公式モデルがひらけますので、パラメーターを触ってみて下さい。
ウインクしたり、口が動いたりします。
モデリングのイメージがつくと思います。
右下のランダム再生を押すとキャラクターがランダムに動き出します。

③ツールやパレットの使い方をざっくりと知る
ツールの名前や使い方をざっくりと知る
最低限必要なツールです↑
基本的な流れ
①アートメッシュを自動でつけて、細かい部分は手動で修正
②変形パスツールでまとめて動かしやすくして選択ツールで動かす→パラメーターに動きを設定
③回転デフォーマやワープデフォーマで動きを作る→パラメーターに動きを設定
パレットの種類
パーツパレット イラストを読み込むとここに素材が表示されます。
デフォーマパレット 作成した回転デフォーマやワープデフォーマの親子関係がかわる場所です。
インスペクターパレット 素材を透明にしたり、クリッピング(はみ出さないようにする機能)やマスクなど詳細な設定をする場所です。
なぞのLive2D用語をしる

アートメッシュ→イラスト素材につける網のようなもの
<一番はじめにつけるよ>
角度Z→キャラクターが首をかしげるときの角度
角度X→キャラクターが左右に首をふる角度
角度Y→キャラクターが頷く角度
回転デフォーマ→首とかうでを回して動かすためのもの
ワープデフォーマ→素材をうごかすときにメインでつかうものです。
これを引っ張ったり伸ばしたり縮めたりすると素材が変形します。
パラメーター→キャラクターの可動域をつけるメーター

とにかく3週間、集中してやってみる
新しいことを始めたとき、3週間やってみるとスキルが身につき、その後スムーズに継続できるというデータがあるようです。
とにかくはじめは難しく感じますが、慣れれば楽しいので、根気よくやれば独学可能です。
アナログ人間のわたしでも3週間で3秒のアニメーションを作るところまでできました。(下のアニメ↓)
自分のキャラクターが動くのは、想像以上に感動します!
わたしは3か月後に、ちいさな案件ですが企業の集客用のアニメーション動画制作の仕事もいただけることになりました。
ぜひLive2Dにチャレンジしてみてください!
世界が広がりますよ。
いっしょにがんばりましょう。