Live2D ver.4 が起動しない時の解決策は簡単【グラフィックボードを確認してダメなら新パソコンを購入】  

普通の専業主婦ツッピー(@tuppyhoroko)がVtuberを作ろうとして、Live2Dというイラストを動かせるソフトをインストールしてみました。

 

・・・・が

 

ソフトが起動しない!!

「OpenGLの初期化に失敗しました」と表示され、エラーが・・・

 

Live2Dの環境動作を確認してみると

 

OpenGLというやつが3.3以上ないとダメということでした。

うーん OpenGLってなに?

 

 

ツッピー
自分のノートパソコンはそんなにスペックも悪くないはず…

 

この記事では、普通の規格ノートパソコンでLive2Dソフトやゲームソフトが起動せず困っている方に書いたものです。

自分のノートパソコンで、Live2Dやゲームソフトが使えるかどうかをチェックできるような内容で超初心者向けです。

また、Windows10でのグラフィックボード、OpenGL、DirectXの確認方法がわかります。

 

 

 

Live2Dの動作環境を確認する

Live2Dのマニュアルサイトによると動作環境はこのようになっています。

動作環境の内容

項目 詳細
OS(Windows) Windows8.1,10
(64ビット版、デスクトップモードのみ)
OS(Mac OSX) macOS v10.12 (Sierra) (※1)、
macOS v10.13 (High Sierra) (※1)、
macOS v10.14 (Mojave)
CPU Intel® Core™ i5以上(i7シリーズを推奨)
メモリ 4GB以上のメモリ( 推奨8GB以上)
ハードディスク 約400MB程度必要(※2)
GPU OpenGL3.3相当かそれ以上(※3)
ディスプレイ 1,440×900ピクセル以上、32bitカラー以上
(推奨1,920×1080ピクセル)
入力対応フォーマット PSD、PNG、WAV
出力対応フォーマット PNG、JPEG、GIF、MP4、MOV
インターネット接続環境 ライセンス認証が必要なため必須

参考ページ Live2D

 

ツッピー
私のパソコンはWindows10だし、インテルCorei5っていうシールがあるから大丈夫なんでないの~?

 

ちなみに私のノートパソコンのスペックは

Windows10

CPU Intel Corei5

メモリー4GB

パソコンのGPU(グラフィックボード)を確認する

ツッピー
ん?まてよ GPU OpenGL3.3ってなんだ? CPUは聞いたことがあるが…

GPU=グラフィックボード=ビデオカードというものが、パソコンの中には入っているらしい。

元SEのとうさん(システム屋)
GPU?なにそれ?

元SEのとうさんでも知らなかったGPU(グラフィックボード)というやつは、画像や動画をディスプレイに出力をするものらしい。

動画系のソフトやゲームソフト系はGPU(グラフィックボード)の性能が命なんです!

 

ツッピー
そんな大切なものなのに、知らなかったとは・・・
グラフィックボードの有名な商品名として Geforce(ジーフォース) Quadro(クアドロ) RADEON(レディオン) があります。これは動画やゲーム関係を手掛けるなら必須知識のようで、覚える勢いで臨みましょう

 

しかし、一般家庭のパソコンの中にはオンボードといわれるGPUしか入っていないことが多いです。(Intel® HD Graphics 3000とか)

まずはパソコンの中のGPUをチェックしてみよう。

簡単な動画の処理ならオンボードと呼ばれるGPUでも対応できます。

 

GPU(グラフィックボード)の確認の仕方

まずはパソコンのGPUをチェックしてみましょう。

いろんなチェック方法があります。

おすすめは方法②です。(ついでにドライバーの更新もできるから)

 

方法①ディスプレイマネージャで確認 手軽さ ★★★☆☆

スタートボタン→右クリック→デバイスマネージャー(M)→ディスプレイマネージャー

ここに【Intel® HD Graphics○○数字】のひとつしか記載がなければ、オンボードのGPUしか搭載されていません。

デュアルGPUだと、ここに2つでてきます。

↑ ①スタートボタンを右クリック

②デバイスマネージャーをクリック

③ディスプレイアダプターをクリック

 

方法②インテルのサイトからスキャンで確認 手軽さ ★★★★★

インテルのサイトで自動スキャン約7秒で自分のパソコンのスペックを表示してくれます。

 

インテルのサイト

そして、利用可能なソフトウェアの更新がでてくるはずです。

私の場合は使用可能なソフトウェアはありませんでした。

 

方法③DirectX 診断ツールを使う 手軽さ ★★★☆☆

DirectX 診断ツールを使う方法です

スタート→メニュー→「dxdiag」と入力→コマンドの実行→診断ツールが起動する→ディスプレイのタブをクリック

デバイスの名前のところにグラフィックボードの名前がでてきます。

DirectXのバージョンも確認できます。

 

ディスプレイというタブをクリック

 

 

グラフィックボードの確認 参考サイト
29歳、離婚しました。

PCに搭載しているグラボのチップ型番(GPUの型番)や個数は、タスクマネージャーで確認することができます。またデバイスマ…

 

openGLの確認の仕方

・openGLチェッカーを使う

チェッカーをインストールして、簡単にチェックできます。

私もやりましたが、チェッカーは安全で便利でした。

このサイトからチェッカーをダウンロードしました。

 

いろいろ検索しましたが、チェッカーを使う方法が一番、便利で間違いなさそうです。

パソコンのGPUの最新ドライバーをインストールする

オンボードしかない人はインテルなどのサイトから最新ドライバーをインストールします。

Geforceなどのグラフィックボードもドライバーの更新で、利用できるようになるようです。

オンボードでは利用できない可能性があり

オンボードとは、(Intel® HD Graphics 3000とか)CPUにくっついたGPUのことです。

近所の電気屋で売られてるパソコンは、ゲームPC以外、ほとんどがオンボードのGPU搭載でした。

 

私のパソコンのGPUもオンボードでしたので、インテルのサイトでドライバーをインストールしようとしたのですが、
Intel® HD Graphics 3000のドライバーは製造中止で配布されておらず、最新のものをインストールすることはできませんでした。

Intel

DirectX*、OpenGL*、Vulkan* および OpenCL* バージョンを含む、インテル® グラフィ…

 

 

つまり・・・

私の場合は

OpenGL3.1で、最新ドライバーもなし。

OpenGL3.3以上のグラフィックボードが付いたパソコンを買い替えるしかない・・・ ということがわかりました。

 

ゲームやアプリ、ソフトを使用するためには、openGLやDirectX、OpenCLというものが使えるグラフィックボードが必要

ゲーマーやクリエーターたちの世界ではあたりまえのグラフィックボード(GPU)

でも多くのサラリーマンや主婦はあまり知らないですよね。

 

自分が使いたいソフトやゲームの動作環境を調べてから、適切なパソコン探しをしましょう。

本格的に2Dなど動画作成したいなら性能のよいグラフィックボードが必要

はじめは手持ちのノートパソコンでもよいですが、本格的に作業するなら、デスクトップのBTOパソコンが必要になるようです。

これからいよいよ5Gがやってくるので、動画を気軽に楽しめる環境になってくると思います。

しかしグラフィックボードの知識がある人はあまりいないので、パソコンのBTO専門店(ドスパラやフロンティアなど)に問い合わせてみるとかなりマニアックなところまで教えてくれますよ。

ブログやネットでも検索できますが、現場の方の知識半端ない!

さらにセカンドピニオンとして、何人かに聞きまわったほうがよいです。

グラフィックボードは最新のものがどんどん出ているし、ゲームや動画配信、3DCGなど、やりたい内容によってグラフィックボードを選ぶ基準も変わってきます。

 

とにかく機械大好物のショップの方に出会うとネットで出回っていない情報も得られます。

 

やっぱり、もちはもちやです。

 

ツッピー
ツッピーはまずは気軽に2Dをやっていきたいので、ゲーム用のノートパソコンをフロンティアというお店(BTOパソコン専門店)で注文してみました

 

Live2D以外のソフトで作成する方法もあり

手持ちのパソコンで動画をやりたいという人は、他のソフトも検討してみましょう。

Vtuber作りならVroidやVカツなどのスマホアプリ

簡単なアニメーション動画ならクリップスタジオでも作成可能です。

専業主婦がオリジナリティのあるVtuberを作るのは、いろんなハードルがありますね。