Live2D講座【Vtuberを作成する手順③】アートメッシュの作成はサクッといける!

イラストの準備ができたあとは、いよいよLive2Dでの作業です。

イラストのデータをLive2Dに読み込んだあとはアートメッシュを作成します。

この記事は、Live2Dで個人でVtuberを作成する方向けの記事です(アナログ人間や初心者向け)

(動画は準備中です。しばらくおまちください)

【Live2D Cubism】

アートメッシュとは?

線と頂点でつくられた多角形のあつまりのこと

 

レイヤーパーツには一つ一つアートメッシュを制作しておくことで動かせるようになります

 

アートメッシュは自動でOK 【口とまゆげ・目のまわりのみ修正が必要】

ツッピー
アートメッシュ作成は自動なので、アナログ人間でもかんたん。サクッと行きましょう

自動アートメッシュを作成する手順

レイヤーパーツをすべて選択

アートメッシュの自動作成

プリセット【標準】を選択(細かい動きにしたい場合は【変形度合い(小)】を選択)

プリセット【変形度合い(小)】すると細かい動きが可能ですが、データが重くなりFacerigなどで動きがゆっくりになる場合があります。

手動での修正【口、まゆげ、目のまわり】

 

ツッピー
目や口など、細かく動く部分は、手動でメッシュを作っていくよ 好きなパーツから作業していきましょう

手動アートメッシュの修正・作成手順

①手動アートメッシュツールを選択

消しゴムツールで修正したいパーツのメッシュを削除

【頂点の追加ツール】でメッシュの点をつけてゆく

④頂点がつけられたら、【自動接続】で線をむすぶ

⑤手動でのアートメッシュが作成できたら【✔】ボタンを選択

 

 

まゆげ

自動アートメッシュでついた頂点を削除して、新しく手動でアートメッシュを作成します。

 

①自動アートメッシュを消しゴムツールで削除します。

②【頂点の追加ツール】で、まゆの端から端まで一列に頂点を打ちます。

まゆの上に一列、頂点を打ちます。

まゆの下に一列、頂点を打ちます。

【自動接続】を押すと、線でつながります。

一つ一つの三角形が正三角形っぽくなっていたら大丈夫です。

ツッピー
マウスでポチポチすると手がつるー!板タブや液タブで作業したほうが良いかも

↓自動でついたアートメッシュ

 

①まず自動アートメッシュを【消しゴムツール】で消す 

②まゆげの真ん中のラインに【頂点ツール】でポチポチと点を打つ

【ポイント】点と点の間ができるだけ等間隔になるようにうつ

③まゆげの上にも頂点をうつ

④さらにまゆげの下にも頂点を打つ

 

⑤【自動接続】を押すとアートメッシュが完成

上まつげ

①パーツをかこむように点を打つ。

②まゆと同じように、上下周りに頂点を打つ。

③自動接続して完成

 

二重・まぶた

こちらはだいたいOKだったので、自動メッシュを消さずに頂点をすこし移動して三角を整えました

マウスでドラッグすれば頂点を移動させることができます。

口(上口・下口)

ツッピー
口のアートメッシュは結構、ていねいにしたほうが良いかもしれない

 

今回は口の「あ・い・う・え・お」の形を制作したかったので、口の線画と肌をわけました。
線画のほうは、少し細かめのアートメッシュに修正しました。

口の線画

上口の肌
肌の塗りの内側を、ぐるりと頂点で囲んで、塗りの外側も囲んで、自動接続
 

下口の肌も同じように、塗りのまわりを囲んで、自動接続




ツッピー
ちょっとへんなところもあるが、大丈夫のはず

まとめ

今回は基本的なアートメッシュの作成を説明しました。

しかし、プロの方は時短のため、自動アートメッシュを利用して頂点を増やして制作している方もいるようです。

とにかくきれいに動かせるようにすることが目的なので、「ぜったいにこうしなければいけない」というルールはないようです。

 

とにかくすすんでいきましょう。

 

ツッピー
保存して終了です。次回はイラストをうごかしていきます